- Tytuł:
-
The Russo-Japanese War and its Impact on the Polish-Japanese Relations in the first half of the twentieth century
日露戦争が20世紀前半の日波関係に与えた影響について - Autorzy:
- Pałasz-Rutkowska, Ewa
- Powiązania:
- https://bibliotekanauki.pl/articles/1810455.pdf
- Data publikacji:
- 2011
- Wydawca:
- Polskie Stowarzyszenie Badań Japonistycznych
- Tematy:
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Russo-Japanese War
Polish-Japanese Relations
Japanese Army General Staff
military attachés in Warsaw and Tokyo
Virtuti Militari
military and intelligence services co-operation
Bronisław Piłsudski
Józef Piłsudski
Wacław Sieroszewski
Roman Dmowski
Akashi Motojirō
Yamawaki Masataka - Opis:
- 日露戦争とその結末は、短期的にも長期的にも国際情勢に影響を与えたことに疑問の余地はなく、ポーランドと日本の関係のみならず、ポーランド自体にも直接影響を及ぼすことになった。短期的、つまり日露戦争の最中は、ポーランドの様々な政治勢力(ポーランド社会党、国民連盟など)が、ポーランドの独立の回復を含めた自らの目的を達成するためにこの戦争を利用することを画策し、日本政府の要人と直接接触することを求めた。それと同時に、鎖国を解いて近代化に着手してからわずか40年しか経っていない日本が、当時のポーランドにとって最大の敵であった強大なロシア帝国に勇敢にも戦いを挑んでいたことに、強い関心を持った。このことは、日本語文献の翻訳、日本を訪問した西洋人による著書の翻訳、およびポーランド人自身による著書や新聞記事などを含め、ポーランドで日本関連の出版物が当時としては数多く出版された事実からも明らかで る。 長期的(1920年代~1930年代)には日露戦争が日波関係に与えた影響として、ソビエト連邦となったロシアに対する両国共通の敵対意識が支配するかたちで日波関係が続いていったと言って間違いない。このことは、大国となって間もなく、最も危険な隣国に関する正確な情報が何としても必要であった日本にとって特に重要であった。日本とポーランドの関係は、諜報機関の協力を含めた軍事協力が大半を占め、これは日本とポーランドが表向きは対立関係にあった第二次世界大戦中にも非公式に続けられた。
- Źródło:
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Analecta Nipponica; 2011, 1; 11-43
2084-2147 - Pojawia się w:
- Analecta Nipponica
- Dostawca treści:
- Biblioteka Nauki